羽黒糠目石

こんにちは。東京都世田谷区千歳烏山の石材店、大久保石材店のデコさんです。

茨城県桜川市は昔から石の町として有名です。

地理的に東京に近く、白御影石といえば、この筑波山系で産出される

真壁の白御影石が主流でした。

昭和50年代後半に、中国材が輸入されるようになり、外柵などは

安価な中国の白御影石を用いることが多くなりましたが、

外国産の石材よりも国産材をお使いになられるお客様もいらっしゃいます。

桜川市では、稲田石、小目石、糠目石などが採石されます。

中でも羽黒糠目石は産出量が少なく、希少で高価な石材です。

粒子が細かく、青みがかった上品な色合いで、採石量が極端に減少した現在でも

根強い人気があります。

この度、この羽黒糠目石で墓石を建立させていただきました。

お施主様と何度も打ち合わせをさせていただき、ご納得いただける仕上がりになったと思います。

ご先祖様も喜んでいらっしゃることでしょう。益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。